JAL機内誌【SKYWARD】2019年2月号で、南インドのラトナ・カフェが大特集されてた件

わなっかん!
先日、5月26日のインド文化クロストークに、当店のinaさんが出演し、南インドの菜食について話しました。
「南インドの菜食」についての店主のこだわりや思想(ウチでは、タマネギ、ニンニクを使う料理はすくないこととかの理由)を、今回、こういう機会に言語化することができてよかったなと、傍で聞いていたわたしは思いました。
お聞きいただいたみなさん、ありがとうございます。
次回は6月21日です! 引き続きよろしくお願いいたします。(ご参加も、まだ募集中です! 先日の回もアーカイブ配信で聴くことが可能です。)
店での南インド料理も、さらに磨きがかかっていくことにご期待ください。

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さて、トークの中で紹介があった、チェンナイのラトナ・カフェ。
日本航空(JAL)の機内誌に掲載されていたことに言及していましたが、こちらでも当該機内誌の紹介をしておきたいと思います。

表紙

2019年2月末、私が出張帰りで搭乗した山口からのJAL国内線で、(行きでは手に取らず、気が付かなかった!)たまたま手にしたら、表紙に「インド」という文字が!

でも、JALってデリーに直行便飛んでるだけだから、北インドの話だよね?
南インドではないでしょ? デリーかその近郊の世界遺産があるようなところが載ってるのかな?
 :
なーんて思いながらパラパラとめくって、48ページ目に辿り着いたら…

どどーん!

ぎょはー!

南インドだ!

チェンナイだ!
私たちが行ったことのある、トリプリケーンのラトナ・カフェだ!
(インド文化クロストークで紹介した動画は、その時のものです。
京都で昨年2020年、惜しまれつつ閉店したラトナ・カフェ。チェンナイのココにちなんで店名をつけたと、インドのバックパッカーだったオーナーご夫妻から聞いていて、次にインドに行ったときにすぐ食べに行った想い出。)

しかも…
チェンナイの店をいろいろ、じゃなくて、ピンポイント!
ラトナ・カフェのこと(+ほんの少しだけ他の名所情報)だけで、堂々10ページ!

インド好きな人向けだとか、カレー好きな人向けだとか、そういうターゲットじゃなく、
空を旅して搭乗中に機内誌を読む人向けに書かれたエッセイ記事ですよ!?

もうびっくりびっくり。
(私、平日はカレーやインドとは関係ない会社員をしてまして、カレーやインドと関係ない業務の最中に、自分の行ったことのある南インドの場所が特集されている紙モノを目の当たりにして、あまりに予想外で衝撃でした。)
全日空が同じ年の2019年10月27日に、成田-チェンナイ便を運航開始しましたが、それよりもちょっと前の時期です。


わたし達が行った時も、「あそこはサンバル・イドゥリがおいしいよ」などと現地の人にもおススメされたけど、サンバル(サーンバール)がすごく美味しかった記憶。
この記事でも、書いた方(浮田泰幸さん;ワイン&トラベル・ジャーナリスト)がサンバルにいたく感激したらしく、「サーンバール」という言葉が何度も繰り返ししつこく登場。インドが専門でない方によるサーンバールの探求や表現が楽しい。

そして、トリプリケーンという地域の説明もさらりと。

2019年2月は、当店は、ヴィジャイの【Mersal】輸入盤DVDの発売準備中の時期でした。

Mersal観た方なら、聞き覚えありませんか?
トリプリケーンは、Mersalでヴィジャイが演じた「マーラン」医師が住んで、5ルピーで診察する医院を営んでいる地区です!!!

(マーランは、トリプリケーンに長いこと住んでいたから、きっとラトナ・カフェも行ったりしてますよね。)

なんという縁というかタイミングというか、JALの機内誌に、【Mersal】のDVD販売を祝ってもらっているような気分にもなりました(笑)
3月に発売記念イベントを行ったときも、この機内誌を興奮して紹介しちゃいました。


この記事の直後に、次のようなページがありました。

日本からチェンナイまで(デリー経由だけど)、日本の航空会社で10万円を切る料金で行けちゃいますという広告!

ああ、JALも南インド行きに力を入れようとしていたんですね。
実際、この機内誌が出た数か月後に、2020年3月29日より成田―ベンガルール便の就航が発表されました。
なのになのに、新型コロナウィルス情勢で、定期便の運行は延期されてしまいました。
(邦人の帰国用に、臨時便の運航はあったようです。)

はあ~。
2年前に書かれた、素晴らしいラトナ・カフェ探訪エッセイを今読み返し、つい、ため息が出ますね。
これを書いている間に、浮田泰幸さんのtwitterとInstagramを発見! 遡ってみたら、2018年11月にチェンナイに滞在していたようです。


↑ ステキな写真! 何日か通っているからこそ撮れたスナップじゃないですかね?

2018年11月って、10月末に、東京国際映画祭で【Sarvam Thaala Mayam】(映画祭邦題:世界はリズムで満ちている)がワールドプレミア上映された直後ですね。
余談ながら、この記事でラトナ・カフェ以外に唯一大きく写真紹介されていたチェンナイの名所「カパーレーシュワラ寺院」。この寺院のある界隈(マイラポール地区)が、【Sarvam Thaala Mayam】の主人公・ピーターが住む場所です。何だかいろいろ、繋がっているような気がしちゃいます!

これを書いている5月29日は、東京都は緊急事態宣言が再々延長されたところです。
早く、安心してインドに行ける世の中になりますように。
ラトナ・カフェもまた行きたいです!

大変読んでいて多幸感のある、すてきなエッセイでした。丁寧に取材されていて、読み応えもあります。さすが国際線を運行している会社が出している雑誌で企画された記事だなあと。旅に行きたくなります。

※JALでバックナンバーをお求めできるようでしたら、ぜひ。
なんどりの本棚に置いていることもあります。読みたい方はスタッフにお声がけください。(売っておりませんのでご了承ください)

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