【ムトゥ踊るマハラジャ】音声ガイド収録@シネマチュプキタバタを見学しました

わなっかん!

昨年のちょうど今頃、【ムトゥ踊るマハラジャ 4K&5.1chデジタルリマスター版】が公開されました(試写時の感想はこちら)が、全国各地を回って1年を経て、なんどりご近所のシネマチュプキタバタさんのところにも登場することになりました!

なんどりでは、昨年の映画コラボと同様、チュプキさんの上映中、ムトゥの中でランガ(ミーナ)が食べる「プットゥ」をメニューに加えるなど、コラボ協力させていただくことになりました!

現在、チュプキさんは急ピッチで上映に向かって準備中。
11月9日(土)(公開1週間前!?)、音声ガイドの台詞朗読部分を収録するというので、ちょっと見学させていただきました。すごい熱量! 感動しました!


【ムトゥ踊るマハラジャ】音声ガイドとスタッフのみなさん

チュプキさんの視覚が不自由な方にも映画を楽しんでもらえるように、という取組が端を発して制作されている「音声ガイド」。 字幕をただ読み上げるだけじゃないんです。こんなにキャストがいて(しかも、村人役などをひとり2~3役兼任している)、迫力満点。

音声ガイドの録音・総指揮は、平塚代表!

簡単な自己紹介・顔合わせの後、すぐに収録が始まりました。(事前に読み合わせはなく、みなさん各自家で練習してくるのだそうです)

ムトゥ最初の登場シーン収録!

すごい。顔合わせした後、リハーサルなしで突如神様が降りてきて役が取り付いたように、ムトゥ役の方からテンションが高い!

マイクは3本

みなさん、ものすごい集中力。3人の掛け合いもリハーサルなしでも勢いMAX。インド映画のようなテンションだ!?

ちなみに、日本語吹替版の場合は、原語の音声は消えるので、実際の原語のタイミングとは若干ずれて話したり相槌を打ったりなどしていることも多いそうです。
一方で音声ガイドの台詞朗読の場合は、原語にかぶせて聴くものなので、原語のリズムに合わせるんだそうです。そのため、吹替版を見ながら練習してくると失敗もあったり。
また、収録中に画面に(導入タイミングの参考にするため)字幕が表示されていますが、ガイドさんたちは「吹替用台本」に則り、字幕よりも情報量の多い台詞をしゃべるので、時々字幕につられてやり直し、の場面も。
音声ガイドに、そんなに凝っていたのか!とビビってしまいました(笑)

そうそう、例えばアンバラ様のお声とか、じゅうぶん怖かったのに、「もっと怖く言ってください」と演技指導NGが出てたりもしました。でもその後のテイク、さらにド迫力。

(バーフバリ上映時の音声ガイドも、ずいぶん感情豊かだなあとか思いながら聞いていましたが…)

マイク3本なんですけど、シャクティ劇団の劇とか、とっかえひっかえ登場人物が入り乱れて出てくるシーンはどうなるんでしょう。

入れ替わり立ち代わり

自分の台詞が終わると(マイクが音を拾わないように)さっと後ろに下がり、出番の人がこれまたずいっと(でも音を立てずに)前に現れテンション高く台詞をしゃべり…、見事なフォーメーションです! ぶつかったりしません! ほとんどNG出ません。 でも失敗しても、理由をチェックしてやり直し、あっという間にOKが出て進んでいきます。

いやいやいや~。収録を全部見学したい欲望がムラムラと上がってくるくらい、大変興味深かったです。

ムトゥに、日本語で新たな生命を吹き込んでくださって、ありがとうございます。
シネマチュプキタバタでの上映期間中、絶対に音声ガイドを重点的に聴きながら鑑賞する日も作らなきゃ♪

字幕朗読のご協力者さんたちのお名前は、上映時の音声ガイドの最後で紹介されています、ご注目を!


収録している部屋の隣では、ムトゥ踊るマハラジャのちらしに、シネマチュプキタバタでの上映内容の追加印刷がリアルタイムで行われていました。

できたてほやほやなムトゥちらし!

刷りあがったばかりのチラシをいただいて、お店の昼営業に向かいました。

(ちらしに、なんどりの文字を入れていただいて、恐縮です!)


イベントも決まりました!取り急ぎリンク貼ります!

11月23日(土)、30日(土) 19:20?『ムトゥ踊るマハラジャ』合唱上映!

12月11日(水) 18:30? ラジ二カーンバースデイ前夜祭『ムトゥ踊るマハラ ジャ』トーク・プレゼントつき上映!  ゲスト:江戸木純さん、

みなさん、ぜひチュプキさんでのムトゥ踊るマハラジャのご予定を計画してください☆

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